ビタミンcの美白効果/5つの疑問とお勧め化粧品!
●ビタミンcにはどんな美白効果があるの?
ビタミンcの美白効果としてはメラニン色素の生成に関わるチロシナーゼ酵素を抑制する働きがあります。
また、抗酸化作用も持っているので老化防止やニキビ跡の色素沈着の原因となるニキビの炎症を抑える効果も有ります。
●高濃度ビタミンcとビタミンc誘導体は何が違うの?効果が高いのはどっち?
得られる効果としてはどちらも同じですが、優劣となると変わってきます。
メーカーは成分の配合比まで公開しないので、個別の商品での優劣を付けるのは素人には困難ですが、
成分単体で同量の場合は高濃度ビタミンcやピュアビタミンcのほうが効果は高いです。
ビタミンc誘導体は他の成分と結合させている分ビタミンc自体の濃度が薄くなります。
では、両者のメリット、デメリットについてはどうでしょうか?
★高濃度ビタミンcのメリット、デメリット
・メリット
ビタミンcの濃度が高い分、効果も期待出来る。
・デメリット
水溶性のためそのままでは肌に浸透しにくい。
成分が不安定。
熱や空気に弱い(酸化してしまう)。
★ビタミンc誘導体メリット、デメリット
・メリット
肌に浸透しやすいように科学的に合成されている。
成分が安定している。
・デメリット
他の成分と合成しているので同一の量でも摂取量が高濃度ビタミンcよりも少ない。
体内で使い場合、再度ビタミンcと他の成分を分解する作業が必要。
●ビタミンc配合化粧品とサプリメント、美白効果が高いのはどっち?
ビタミンcは体内で美容だけでなくあらゆる健康に携わる ビタミンです。
体内に摂取した場合は体にとって必要な場所から供給されていくので、
摂取量や健康状態のよっては必ずしも肌の美白に使われるとは限りません。
美白効果としては化粧品から、健康のサポートとしてサプリメントを摂取するのが理想です。
●ビタミンc誘導体はアルブチンやハイドロキノンと比べて美白効果は高いの?
メーカーの販売サイトでは自社製品に配合されている成分を全面にアピールしてきますし、
使う方によっても効果のある成分は違うので、実際にはどれが最も優れているとは言いきれません。
ただ、アルブチンはビタミンcと一緒に使うことが効果的とも言われますし、
医療現場でもハイドロキノンを使用する場合は高濃度なビタミンcを併用しての治療が報告されています。
●ビタミンc配合の化粧品、日中の使用で逆にシミになるの?朝使ってもいいの?
ビタミンc配合の化粧品を日中お使いになる場合はUVケアも同時に行うことをお勧めします。
現在UVケアは季節を問わず行うのが常識とされていますので、
不確かな情報で取り返しのつかないことになるくらいなら、やり過ぎくらいの安全策をお勧めします。
高濃度ビタミンC美容液を扱うメーカーでも日中の使用にはUVケアを推奨しています。
ビタミンc誘導体・アルブチン・ハイドロキノンを同時に試せる美白化粧品